済南市の概況
山東省各地 - 済南
  済南は山東省の省都で、省の政治、経済、文化の中心である。済南市は山東省の中西部にあり、北は黄河に臨み,南は泰山に接し、総面積は5775k㎡、六区と四県を管轄していて、人口は570万(都心人口260万)。
   済南の歴史は悠久な歴史を持っていて,2600年余り前に城郭がたてられたのが始まりで,春秋戦国時代から「?」だと呼ばれ、漢の時代に済南と名付けられ,以降、山東省の政治、経済、文化の中心地として栄えてきた。戦国時代の済南市は中国食塩の集散地で、製鉄業も発達していた。
済南は古来より泉の都として知られ、天下の名泉・?(ボ)突泉をはじめ、黒虎泉、五龍泉、珍珠泉など済南72泉で有名。都市建設は泉の町としての特徴を活かし、北国の雄大さと南国の優雅な姿を一つにまとめた。市内の大明湖、千仏山、?(ボ)突泉は済南三大名所だと呼ばれ、山東省博物館は山東省各地の出土文物を展示している。郊外にも四門塔、霊岩寺などの多くの景勝地がある。

済南は石炭・鉄・カリウム・石灰石・花崗岩・耐火粘土などの地下資源が豊富で、冶金・機械・化学工業・原油加工業が発達している。また,肥沃な山東平野と豊富な地下水により農業も発達しており、主な農産物は小麦・トウモロコシ・米・大豆・落花生・綿花などである。近年、経済開放政策により、済南市も経済開放区の指定を受け、外国資本の導入を積極的に進めている。

   済南は山東省全体の交通の中心である。京滬線(北京―上海)と膠済線(膠東半島 ―済南)の交差点で、全国の主要な都市からの直通列車がある。高速道路建設も急速に発展して、青島、北京、上海までの直行高速道路があり、全省を覆うような高速道路交通網になっている。済南国際空港の航空便も中国主要な都市からの直行便が数多く乗り入れている。